皆さんこんにちは!ロボット営業チームの新人、赤塚です。
私が担当するブログシリーズ「協働ロボット新人営業・奮闘記」も今回が第5回。
協働ロボットについてはもちろん、ロボットに関してすらまだまだ勉強中の身ですが、お仕事やお客様とのお話の中で学んだこと・気になったことなど私なりに解釈し、わからないことは社内のスタッフに教えてもらいながら、綴っていきます!
皆さんの感じる疑問なども取り上げていければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!
第5回:お客様との関係性の築き方
今回はある大手部品メーカーのお客様とのエピソードをお届けします。
少しお恥ずかしい内容なのであまり深読みはしないでいただけたらと思います、、(笑)
題して、「お客様との関係性の築き方。それは、知識や経験の豊富さだけでなく、いかにお客様のニーズに寄り添えるか!!」
きっかけは、製品カタログのダウンロード
私が入社して1ヶ月ほどの、会社説明すらままならない頃に出会ったお客様とのお話です。
きっかけは私たちが運営するウェブサイト「協働ロボット.com」での協働ロボットJAKAカタログのダウンロードでした。御礼、ご挨拶を兼ねて、お電話にて協働ロボット導入検討のご状況を伺いました。
そこで、お客様の部署内での協働ロボット導入は初めてということ、導入検討の中で困っていることなどをお話しいただきました。ぜひ一度お打合せにてゆっくりとお話をお聞かせいただきたい旨お伝えしたところ、快く受け入れてくださいました。
初めてのWebお打合せでは、私たちの事業内容のご説明とご興味を持っていただいた協働ロボットJAKAについて、製品仕様等のご説明をさせていただき、そのうえでお客様の協働ロボット導入のご検討状況をヒアリング。
お話では、初の協働ロボット導入に向け部署内で動かれており、まずは検証用に1台ご購入検討中、メーカー選定の最中とのこと。ゆくゆくは関連の生産工場自動化で協働ロボットを活用していく予定とのお話でした。
また協働ロボットだけでなく、周辺機器(ハンド・ビジョン等)に関しても情報収集をされているとのこと。私だけでは回答できないものばかりでしたので、上司などチームメンバーにフォローしてもらいながら、お打合せを進めました。
「そうだ、あの人に聞いてみよう!」そう思っていただくために。
すると、お打合せの内容にご満足いただけたのか、その後も協働ロボットや工場自動化に関するご不明点に関して、私にご連絡をいただけるようになったのです。
初めてのお打合せから半年以上経過しておりますが、今でもお気軽にご相談いただけるようになっていると感じます。
正直、私自身の協働ロボットや関連することに関する知識よりも、お客様のほうが多くの知識を持っていらっしゃることがほとんどです。
お客様のご質問内容に即座に最適な回答をするためには、まだまだ勉強や経験が不足しており、うまくお伝えできずにお客様をがっかりさせてしまうことも、もしかしたらあったかもしれません。
ただ、私がお客様とお話をする際、極力意識するよう心がけていることがあります。
それは、「このロボットを買ってほしい」という意識でお話をするのではなく、お客様が求めているものは何なのか、現状何にお困りで、どんな提案をすればお客様のニーズを満たすことができるのか。その部分をしっかりと理解できるよう努める、ということです。
こういった意識がその後のお客様との関係性に大きく影響するのではないか・・・。
何かあったときに、「あの人に聞いてみよう」と思っていただけるほど貴重なことはありません。私自身もしっかりと責任をもって、信頼いただける営業になれるよう努力を続けるべき、あらためて強く実感しました。
お客様との信頼関係を築くまでの長い道のり
メーカー選定中だった検証用の協働ロボットは結局、私たちでは販売が難しいものであったため他社様よりご購入されましたが、しっかりと情報収集を続けご検討をされたうえでの選定です。
お客様の求めるものと弊社が提案できるものが異なったため、弊社からご購入いただくことはできなかった、というだけことなので、お客様が満足しているのであれば私個人としては満足です。(営業としては良くない考え方なのかもしれませんが、、、)
逆に、そういった大切な情報を私にお話しいただけていることに感謝しています。
今後も引き続きしっかりとフォローさせていただき、いずれは弊社の提案でお客様のニーズを満たすことができれば、最高です!
今回はここまでになります!
営業としてまだまだ未熟なことが、手に取るようにわかってしまう内容なのかもしれません。
しっかりと会社に貢献できる売り上げを挙げることも、重要事項であることに間違いはありませんから。ただ、しっかりとお客様のニーズを聞き出し、理解し、それに沿った提案をしなければ、「ここにお願いしてみよう」と思っていただくことすら困難なような気がしています。
信頼いただくにはお客様が求めていることに寄り添ってお話をしていくことが必要不可欠なのではないか、と今回のお客様から学ばせていただいています。
引き続き、しっかりとお客様と向き合ってより信頼いただける人間になれるよう精進します!
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた次回!引き続き、よろしくお願いします。