皆さん、こんにちは。ロボット営業チームの新人、赤塚です!
ブログシリーズ「協働ロボット新人営業・奮闘記」の担当も第3回目。
協働ロボットについてはもちろん、ロボットに関してすらまだまだ勉強中の身ですが、お仕事やお客様とのお話の中で学んだこと・気になったことなど私なりに解釈し、わからないことは社内のスタッフに教えてもらいながら、綴っていきます!
皆さんの感じる疑問なども取り上げていければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!
第3回:記念すべき初受注!大切なのは、お客様が何をしたいか
受注することに一生懸命で、お客さまが見えていなかった私。
入社して4か月目のときに対応させていただいたある研究機関のお客様。
ウェブサイトから、ハンドのお見積り依頼をいただいたのが始まりでした。
知識も経験もないに等しい私。見積書作成にも慣れていない状況でしたが、チームの方に教わりながら、必要事項(接続予定のロボットや通信タイプ)をヒアリングし、お見積りを提出させていただきました。
その後、見積もり内容に関するお問い合わせや、IDECファクトリーソリューションズという会社に関するお問い合わせ等をいただき、メールやお電話にて何回かやり取りをさせていただいたところ、今度はハンドに付ける力覚センサーの価格感をお問い合わせいただきました。
概算価格をお伝えすると、次はハンドと力覚センサ一式のお見積り依頼。試行錯誤をしながらやり取りをしている私に、上司からこんな一言が。
”お客様は何がしたくてハンド見積依頼やお問い合わせをしてきてるの?“
...え。
この時ようやく気が付きました。私は、それまで、いただいたお問い合わせに回答するのに必死で、お客様は実際にどんなことに困っていて、どんなことを実現しようと考えているのか、残念ながら把握できていなかったんです。
一番大事な部分を把握できていなかったことに気づいた私は、すぐにお客様にWebお打合せにてお話できないかとお願いしました。何度もメールやお電話でのやり取りをした後でしたが、OKをいただきWebお打合せをさせていただくことに。
そこで、お客様の現在の状況や今後やろうとしていることをお聞きし、研究用のロボットがあるのでそれにハンド接続してピックアンドプレイス動作を検証したい旨やワーク重量等詳細、できれば力覚センサ使用時と非使用時両方の検証がしたいことなどをお話しいただきました。
なるほど、だからこんなお問い合わせがあったのか、、!と私自身も納得することができ、お客様側もこれまでのやり取りではふいに落ちない部分もしっかり納得いただくことができました。
そしてこのお打合せ内容を基に改めてお見積りをご提出させていただいたところ、なんとご注文いただくことができたのです!
私自身初めていただいたご注文。本当にうれしかったのと同時に、もっとスムーズにお話を進めることができていれば、お客様の貴重な時間をより有効活用できていたなと、とても反省しました。
大切なのは、まずお客さまが何をしたいのか。それをしっかりと把握すること。
とても初歩的な、当たり前なことかもしれませんが、ここをスキップしてはお客様に最適なご提案ができない、ましてやご注文をいただくなんてもってのほか、と学ぶことができました。
オンラインで何事も解決できてしまう現代社会。本当に便利ですよね。私もたくさんお世話になっております。しかしながら相手の真意を話していただくにはやはり、顔を合わせてお話することが一番だとどうしても感じてしまう今日この頃です。
メールでお問い合わせいただいた内容にメールで回答。もちろんそれも一つのパターンでお互いにとても効率の良い方法だと思います。ただ、それだけに頼ってお客様のやりたいことを把握できていないんじゃ、本末転倒ですよね。
ド新人なりにとても学ぶことの多い、初受注でした。しっかりと時間を作っていただきお話しいただいたお客様、製品に関するお問い合わせでご丁寧に対応してくださったハンドメーカーの方々、分からないことだらけな私をしっかりサポートしてくださるチームメイトや上司に、心から、感謝です。
以上、新人営業の記念すべき初受注エピソードでした!
こんな感じで、現場でのエピソードも少しずつアップできればと思っておりますので、また良ければちらっと見に来てください!
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた次回!引き続き、よろしくお願いします。