ロボットを使用した生産システムは、協働ロボットの出現により、安全性を確保しながら、さらなる生産性向上が期待される時代になりました。リスクアセスメントに基づいた安全方策を講ずることにより、人とロボットの作業領域が分断されることなく、協調・協働できることになり、稼働率のアップや安全性の「見える化」が可能になります。
具体的にいえば、機械安全の基本概念が生まれてから続いてきた「物理的、時間的な隔離」を中心とした安全確保から、人とロボットが協働作業空間を中心に両者が協調しながら安全を確保し、機械を止める必要のない生産の連続性を確保する「協調安全ロボットシステム」というべき考え方への移行が求められているのです。
そして、協働ロボットの特性を活かした「協調安全ロボットシステム」を構築するのはまさしく、我々SIerと呼ばれるインテグレータであり、その役割は重要です。
IDECファクトリーソリューションズでは、IDECグループが培ってきた安全製品・安全システムを軸に、協働ロボットを組合せた「協調安全ロボットシステム」をご提案しています。