協働ロボット.com運営担当です。協働ロボットcomを運営するIDECファクトリーソリューシュンズ株式会社は、本日9月26日に開幕した食品製造業向けイベント「SOUZAI JAPAN 中食・惣菜設備展2018」に出展しています。さっそく東京ビッグサイトのブースから展示内容を紹介いたします。
今回の展示のメインは、ロボットSIerの私たちが中食・惣菜関連の食品製造業の皆様に向け開発した、協働ロボットを使用した四つのアプリケーションパッケージです。
いずれも当社が独自に開発したアプリケーションパッケージで、扱う食材の難しさからこれまでロボット導入を躊躇してきたお客様でも無理なく導入できるよう、システムに必要な要素をワンパッケージにしました。これにより、生産技術部門や専門部署を持たない中小企業の皆様でも導入までの時間を短縮することが可能です。
コンベアトラッキングシステム、ばら積みピッキングシステム、スマート3Dピッキング&プレイスシステム、ディスペンサーロボットセルシステムと4つのアプリケーションパッケージをご用意。それぞれを簡単にご紹介します。
■コンベアトラッキングシステム
コンベア上を流れるワークをビジョンセンサが検知。コンベアを止めることなく、ロボットがワークの搬送・整列を行います。人手に頼る従来の製造ラインへの導入により、人手不足の解消はもちろん、生産性の向上にもつながります。
ロボット本体:ユニバーサルロボット
ビジョンセンサ:コグネックス
■ばら積みピッキングシステム
協働ロボットと3次元カメラが一体となった構成で、幅広いワークのピックアンドプレイスが可能です。
ロボット本体:KUKA LBRiiwa
ビジョンセンサ:Pick-it
■スマート3Dピッキング&プレイスシステム
協働ロボットと今注目のビジョンセンサの構成。人工知能により認識のティーチング時間の大婆短縮を可能にしました。
ロボット本体:ユニバーサルロボット
ビジョンセンサ:SOLOMON
■ディスペンサーロボットセルシステム
業務用ディスペンサーとロボットを組み合わせたシステム。中食製造業の皆様のディスペンサートッピング作業を自動化します。ブースではカップへの液体注入イメージをご覧いただきます。
ロボット本体:ユニバーサルロボット
ディスペンサー:NAOMI
■SRT
正確なサイズや形状を認識し、あらゆる形状を認識して把持できるソフトグリッパーです。食品製造での配慮が欠かせない、ほこりや油、液体環境でも動作できます。
以上、簡単ですが、今回の展示のポイントをご紹介しました。
なお、ブースでは、SMFLレンタル様にもご協力いただき、アプリケーションパッケージの長期レンタルプランもご案内、ご相談を受け付けていますので、お気軽にどうぞ。
明後日9月28日金曜日まで東京ビッグサイトで開催していますので、会場へお越しの折には、ぜひお立ち寄りください。お待ちしています!