当社IDECファクトリーソリューションズ株式会社は、2024年7月4日(木)〜6日(土)にAichi Sky Expoにて開催された「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN (RTJ)2024」にブース出展しました。
梅雨時の猛暑の中、多くの皆様にお立寄り頂きました
梅雨時とは思えない猛暑の中でしたが、主催者発表では、今回のRTJ2024には会期中の3日間で46,000人を超える方が来場されたとのこと。人手不足解消や生産性向上を実現する自動化ニーズの高まりが背景にはありますが、自動車産業を始めとする製造業が集積する地域で開催されること、また国際空港セントレアに直結する抜群の利便性も、国内外からの多くの来場者を集めた要因ではないでしょうか。各社の出展内容も前回に比べると裾野が広がり、自動化の考え方自体もさらに進化したように感じました。
当社ブースの出展内容の振り返り
それではさっそく、当社のブース出展内容を振り返りたいと思います。
IDECファクトリーソリューションズとしては今回が初のブース出展となります。デジタルツインで製造業DXを支援をテーマに、出展ブースでメインにご紹介したのは、ロボットシミュレーションソフトの「RoboDK」とそのオプション機能「TwinTrack」を使用したバリ取りソリューションです。
1.ロボットシミュレーションソフト「RoboDK」
RoboDKは当社が日本国内の販売代理店を務めるロボットシミュレーションソフトです。国内販売開始以来、すでに多くのお客様にご利用頂いていますが、今回は、まだご存じではないという方への認知向上と製品理解を目的に出展しました。出展にあたってはソフトウェアという形がない製品をどのようにアピールすべきか悩みましたが、製品の特長をシンプルにまとめ、実際にPC上でシミュレーションを体験頂くことで、他社製品との違いや使い勝手の良さを実感頂けたと自負する次第です。
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2.RoboDKオプション機能「TwinTrack」を活用したバリ取りソリューション
RoboDKのオプション機能に協働ロボット本体と周辺機器を組み合わせることで、これまで時間が掛かっていたバリ取り作業のティーチングから作業開始までのプロセスを大幅に短縮することが可能です。
ブースでは、プローブを手で動かすことで、ほぼリアルタイムでPC上にシミュレーションが作成されていく様子を体感頂きました。体験された方々からは、その容易さに感嘆の声が上がっていました。
ロボットテクノロジージャパン2024の出展レポートは以上です。ブースにお立ち寄り頂いた皆様には、心よりお礼申し上げます。
自社ブース以外でも、当社IDECファクトリーソリューションズは、今回のロボットテクノロジージャパンでは、日本国内へ本格上陸を果たしたロボットメーカーの国内安全規格への対応サポート、自社開発のAMR対応トップモジュールの提供など、さまざまな形で参加させて頂きました。
主催者の発表では、次回は2026年初夏の開催が予定されています。また新たな提案をご覧頂けるよう、検討を重ねていきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。