Co-bot frontline

協働ロボット・フロントライン

〜協働ロボットのキープレーヤーに聞く〜

TOP / 特集 | 協働ロボット・フロントライン / 第5回 MiR社(Mobile Industrial Robots)

特集 第5回

MiR社(Mobile Industrial Robots)日本支店 小泉直大 セールスディレクター

屋内物流の効率化で、日本の社会課題解決に貢献したい

Q:今後の日本市場の可能性について教えてください。

 私自身、可能性は非常に高いと思っています。IFRの調査結果でも明らかなように、日本は従業員あたりのロボット導入比率が非常に高い国です。産業ロボットに抵抗が少ないため、AMRについても、これまでにロボットを採用している企業はもちろん、採用していない企業でも、これだったら使いたいと言うニーズが大きいのではないでしょうか。

 特に日本は少子高齢化が進み、労働人口が減っています。この傾向は今後も変わりません。

 高齢者が当たり前のように働く時代には、働く上での身体への負荷を下げることが、より重要になってきます。

 AMRはこれまで人手に頼っていた重量物の搬送という作業を代替でき、働きやすさにつながるため、企業にとっても、前向きに受け入れられるものではないかと考えています。

 その観点から、医療や介護など、これまでロボットを使っていなかった現場でも導入の可能性は高いと思います。実際に海外では、すでに病院での入院患者の食事の配膳や洗濯物の回収などにも使われています。

Q:ロボットSIer(IDECファクトリーソリューションズ)に期待することを教えてください。

 今回おじゃました協調安全ロボットテクニカルセンターを見て、素晴らしい施設だと思いました。この施設もそうですが、自社の内部でインテグレーションできるところは他社にないIDECファクトリーソリューションズの強みだと考えています。

 そして高い技術力。弊社のロボットをお客様に提供するとき、お客様のニーズによっては高度なインテグレーションが求められるケースもあります。それを外部のシステムインテグレータに頼らず内部でできてしまう強みは私たちも高く評価しています。

協働ロボットシステム構築における経験、実績を豊富に持っていることも大きなポイントです。

 さらに言えば、IDECグループが持っている「安全」に対する知見、経験も非常に重要であると考えています。日本国内の企業には独特の安全要求があります。その場合に、お客様に求められる安全方策を付加していただける、それは私たちがパートナーシップを組む際の安心にもつながっていくと確信しています。

MiRの製品

MiR製品群(一部)

Q:最後に、日本のエンドユーザーの皆様にメッセージをお願いします。

 ぜひ日本の企業の皆様の屋内物流の効率化のお手伝いをさせてください。弊社の製品は、屋内物流がキーで、日本の企業が抱えている効率化のニーズにあったロボットであると思っています。

 初期投資に対する回収が早く、大きな工場だけでなく、ロボットは高いからと敬遠している会社でも十分導入し活用していただけるのではないでしょうか。ご興味がお有りでしたら、我々のパートナーであるIDECファクトリーソリューションズへぜひお問い合わせをお願いします。


小泉様、本日はありがとうございました。

弊社MiR製品サイトはこちら
http://www.idec-fs.com/mir/

協働ロボット導入ガイド
自律走行搬送ロボットMiR カタログダウンロード

協働ロボットの最新情報や役立つ情報を随時お届けします

メルマガ購読