協働ロボット.comを運営するIDECファクトリーソリューションズが取り扱うABB(チューリッヒ、スイス)が従来の双腕ロボットYuMi®、Single-arm YuMi®に加え、新たな協働ロボット2製品をリリースしました。ABBは、FANUC、KUKA、YASUKAWAとともに世界4大産業ロボットメーカーのひとつとして知られているロボットメーカーです。
今回、新しく協働ロボット(Cobot)シリーズに加わるのは、GoFa™とSWIFTI™です。どちらの製品も直観的なインターフェース設計により、ロボットの専門知識がない方でも、開梱から設置、操作までをこれまで以上に簡単に行うことが可能、とのことです。GoFa™(写真上)とSWIFTI™(写真下)に関し、協働ロボットのシステムインテグレーションを行う当社の視点から、特に注目すべき点を3つずつピックアップしてみました。
<GoFa™>
1.可搬質量5kg、リーチ950mm(クラス最高)
2.6つの関節それぞれにインテリジェントトルクと位置決めセンサを搭載
3.保護等級 IP54
<SWIFTI™>
- 産業用ロボット水準の毎秒最大5メートルの速度で動作
- 10ミクロンの位置繰返精度
- 安全レーザースキャナとSafeMoveコラボレーティブソフトウェア
※レーザースキャナとの接続には安全 PLC が必要な場合があります
この2製品のリリースにより、製造業だけでなく、医療施設、物流現場への導入、さらにこれまでロボットの採用が難しかった、人の作業を代替する可能性が大きく広がっていくことが期待されます。
どちらの製品も、人との協調作業に欠かせない安全性は高く設計されておりますが、ユーザー様が、アプリケーション毎にリスクアセスメントを行うことはもちろん必須となります。ABB製品をはじめ、協働ロボットの導入に関しては、経験と知識が豊富なロボットSIer「IDECファクトリーソリュ-ションズ」にまず、ご相談ください。