IDECグループが提案する「協調安全ロボットシステム」

自社内に生産技術部門を持たない中小企業において、協働口ボットの導入が困難となっている課題の一つとして導入にかかる人的対応の煩わしさがある。その煩わしさを解消して短期間での導入を可能とするのがIDECの「アプリケーションパッケージ」である。写真1はその展示の様子である。「アプリケーションパッケージは協働口ボットシステムを構成するロボット本体や周辺環器、プログラム、各種ツールなどをパッケージ化したもので、これまで担当者の負担が大きかった導入までの手間や時間、コストを大幅に圧縮することを可能とした。また、SMFレンタル株式会社と連携し、中小企業にも導入しやすい長期レンタルプランも用意している。

写真1：アプリケーションパッケージの展示

図2：アプリケーションパッケージ、コンベアトラッキングシステム

図3に示すように、当該パッケージは、協働ロボットとビジョンセンサを組み合わせたパッケージ化により、小型容器内やコンベア上から幅広いワークをピックアンドプレースできるロボットシステムの構築を簡易化できる。

図3:アプリケーションパッケージ、はら積みピッキングシステム