協働ロボットNEWS

愛知県産業用ロボット導入支援研修会レポート|協働ロボット.com

作成者: 協働ロボット.com 運営担当|2021年11月15日

2021年11月10日、当社IDECファクトリーソリューションズ株式会社の協調安全ロボットテクニカルセンターで、愛知県産業用ロボット導入支援研修会を実施いたしました。昨年に引き続き2度目の実施となり、産業用ロボットの導入・活用をお考えの愛知県内の中小企業15社にお越しいただきました。

この愛知県産業用ロボット導入支援研修会は、愛知県主催、国立大学法人名古屋工業大学 産学官金連携機構の企画・運営のもと、2021年9月10日から2022年1月21日の期間中、全8回のカリキュラムが実施されております。生産性の向上や品質の安定化、人に替わる労働力の確保を目指す中小企業の現場担当者の方々が、講義や企業訪問等を通じ、産業用ロボットの基礎知識・活用事例を学び、自社への導入・活用イメージをつかんでいただくことを目的としております。

カリキュラムの第4回目となる10月1日には、当社取締役ロボットシステム事業本部長の鈴木が、「協働ロボット利用技術」と「リスクアセスメント演習」をテーマに、講師として登壇。第6回目となる今回の講習は、参加者の皆様がロボットSIerである当社の協調安全テクニカルセンターを訪問し、実際のロボットを見学、またその活用事例を見て学ぶ内容です。

セミナールームでは、協働ロボットの概要・特徴に始まり、実際当社が担当した協働ロボットやAMR(自律搬送ロボット)の導入事例を紹介。その上で必要となる安全方策やリスクアセスメントの重要性もお伝えいたしました。

ショールームに移動後、実際に協働ロボットやデモシステムを見て、触って、協働ロボットの特徴を理解いただく体験会も合わせて実施。協働ロボットを初めてご覧になる参加者もいらっしゃり、「自社のこの工程に活用できるか」「いくらくらいの予算で導入できるか」など多くの質問が飛び交っていました。

昨年度からのパンデミックの影響により、当社は集合型のオンサイトセミナーを控え、オンラインで参加できるWebセミナーを中心に展開しておりました。しかしながら、現地・現物でロボットの動きや速度、特徴を感じていただくことは、やはり大きなメリットがあると感じています。

当社の協調安全ロボットテクニカルセンターでは、事前予約による見学&相談を通常通り受け付けております。幸いこの秋は、コロナの影響も落ち着いており、実際に足をお運びいただく良い機会かと思います。

ロボットセンターの見学予約は以下の申込フォームより受付けております。

https://www.kyodo-robot.com/center

工場自動化のご相談を積極的にご支援させていただきますので、ぜひご活用ください。