KUKA

「KUKA LBR iiwa」なら、
他の協働ロボットでは難しい自動化が実現できます。

IDECファクトリーソリューションズはKUKAの日本国内代理店です。

はじめに—センシティブロボット「KUKA LBR iiwa」

製品名の LBR は、ドイツ語で「軽量ロボット」を意味する Leichtbauroboter(英語で Light Weight Robot)、iiwa は「知的能力をもった産業用作業アシスタント」を意味する Intelligent Industrial Work Assistant の頭文字から名付けられました。

協働ロボット「KUKA LBR iiwa」がセンシティブロボットと呼ばれる理由、そこにはその他の協働ロボットと構造的に決定的な違いがあるからです。

最大の違いは、「KUKA LBR iiwa」以外の多くの協働ロボットが6軸であるのに対して、「KUKA LBR iiwa」は7軸を有すること。しかも7軸すべてに高感度のトルクセンサを有しており、これにより、他の協働ロボットでは難しいとされる、力覚制御による繊細な動作が可能になりました。

実際に同等の作業を他の協働ロボットで実現しようと試みますと、別途で高精度なトルクセンサを用意する必要があり、その分オプション費用が膨らみ、またインテグレーションもより複雑になりがちです。

従いまして、KUKA はロボット本体の比較では割高に見えますが、求める作業によっては、ロボット本体の価格のみで比較することがいかに無意味であるか、このことからご理解頂けるのではないでしょうか。
弊社 IDEC ファクトリーソリューションズは、KUKA 製品の日本国内代理店であり、KUKA JAPANとの連携のもと、KUKA製品についての専門的なノウハウを有しています。「KUKA LBR-iiwa」にご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

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「KUKA LBR iiwa」の特長

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自由度の高いアプリケーション開発が可能

「KUKA LBR-iiwa」のコントローラ「KUKA Sunrise Cabinet」に搭載されるオペレーティングシステム 「KUKA Sunrise. OS」では、アプリケーション開発用のプログラム言語はロボット専用の言語ではなく Java を使用。そのため、より自由度の高いアプリケーション開発が可能です。

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高感度トルクセンサがセンシティブな動きを実現

高感度トルクセンサにより、多様な環境に対して柔軟な接触作業が可能、インピーダンス制御により人間の腕のようなセンシティブな動きを実現しています。「KUKA LBR-iiwa」は、EN ISO 13849-1 のカテゴリ3およびパフォーマンスレベルdを満たした安全機能を有しています。

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人が積極的にロボットに触れ、ともに作業を進めることが可能に。

人の安全を守るために不可欠な安全機能ソフトウェア「KUKA Sunrise.HRC」を標準装備、トルクセンサ による衝突検知のみならず、力、トルク、速度、領域監視など、多様な安全機能を備えています。そのため、ロボットと同じ空間にいる人の安全が守られるだけでなく、人が積極的にロボットに触れ、ともに作業を進めることも可能となります。

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「KUKA LBR-iiwa」の概要

メーカー名 KUKA
ドイツ
コンセプト 繊細な組立て作業用の軽量構造ロボットであるLBR iiwaは、作業領域に安全柵を必要としないので、人とロボットの協調(HRC)の道を拓きます。LBR iiwa(エル・ビー・アール・イイヴァ)は初めてシリーズ製造された高感度のHRC(※)対応のロボットです。LBRとはドイツ語で「軽量構造ロボット」(Leichtbauroboter)を、iiwa は英語で「知的能力を持った産業用作業アシスタント」(intelligent industrial work assistant) を意味します。これにより、産業用高感度ロボットの新時代が幕開けし、将来を見据えた新しい生産工程のための基礎が築かれました。人とロボットが寄り添って、一緒に難しい作業をする。そんなことを可能にした一台です。こうして新たな作業範囲が生まれ、経済性の向上と最高の効率のための道が拓けています。人協調型高感度ロボットであるLBR iiwaには、可搬重量7キログラムと14キログラムの2つの仕様が用意されています。
※ヒューマン・ロボット・コラボレーション(HRC)=ヒューマン・ロボット・コラボレーションにおいては、人間と機械が協力して共同作業を行います。人間が生産を制御・監視し、ロボットが体に負担のかかる作業を引 き受けます。両者がそれぞれ特別な能力を活かすこと、それがIndustrie 4.0の重要な原則です。
紹介動画
製品名 LBR iiwa 7 R800 LBR iiwa 14 R820
特長 ①素早い反応
各軸のトルクセンサーにより、LBR iiwaは接触をすぐに検知し、力と速度を直ちに落とします。繊細な部品に関しては、位置およびコンプライアンス制御によってせん断やへこみを生じさせずにハンドリングします。
②学習能力
3つの稼働モードの中からいずれかを選び、シミュレーションを通してLBR iiwaをプログラミングしてください。希望の位置を示すと、その経路の点座標がメモリーされます。休止するには、ロボットに触れることで制御できます。
③敏感
高性能の制御システムを持つ軽量ロボットとして、LBR iiwaは輪郭を素早く認識し、パワーを調整します。正しい取付け位置を識別し、素早く高い精度で部品を取り付けます。軸特有のトルク精度は最大トルクの±2%です。 LBR iiwaは小さく繊細な部品を誰の助けも借りずに即座に見つけます。
④自律的
LBR iiwaのKUKA Sunrise Cabinet制御システムは、複雑なタスクでも迅速な運転開始を容易にします。このロボットを人の第3の手として使うことでき、体に負担のかかる単調なタスクをロボットが確実に、そして自律的に処理します。
アプリケーション ①他の機械でのハンドリング ②計測、試験、検査 ③パレタイジング ④その他のハンドリング操作 ⑤梱包とピッキング
⑥接着剤、シール剤あるいは同等素材の塗布 ⑦その他のコーティング ⑧機械的な加工 ⑨固定 ⑩挿入・装着 ⑪その他の組立て・解体
その他 ▼協働ロボットフロントライン KUKAロボティクスジャパン株式会社 星野泰宏 代表取締役社長に訊く
メーカーサイト https://www.kuka.com/ja-jp/製品・サービス/ロボットシステム/産業用ロボット/lbr-iiwa

「KUKA LBR iiwa」の仕様

  LBR iiwa 7 R800 LBR iiwa 14 R820
カテゴリー 小型ロボット 小型ロボット
形状 Standard Standard
形状(増設1) Standard Standard
形状(増設2) Standard Standard
想定される作業環境 標準 標準
想定される作業環境(増設) 標準 標準
可搬重量 7kg 14kg
定格総負荷 7kg 14kg
最大リーチ 800mm 820mm
制御可能な軸数 7 7
繰り返し位置決め精度(ISO9283) ±0.1mm ±0.15mm
重量 22kg 30kg
取付け位置 壁/天井/床 3壁/天井/床
周辺温度 5℃〜+45℃ 5℃〜+45℃
コントローラー KUKA Sunrise Cabinet KUKA Sunrise Cabinet
保護等級 IP54 IP54
インラインリストの保護等級 IP54 IP54
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