熟練作業者の高齢化や若手人材の確保難といった深刻な人手不足問題を背景に、製造現場では、単純作業の自動化ニーズが高まっています。
特にパレタイジング工程は、重量物を取り扱う上、繰り返し作業が多いことから、身体負荷や作業ミスのリスクが大きく、自動化の優先度も高くなりがちです。
その中で、安全柵なしで人と一緒に作業でき、限られた設置スペースでも稼働できる協働ロボットは、従来の産業用ロボットに比べて現場への導入ハードルが低く、柔軟なレイアウト設計も可能なイメージがあることから、注目が集まっています。
しかしながら、これまで協働ロボットによるパレタイジングの自動化を試みたものの、
「本当に柵無しでいいのか?適切な安全対策が分からない」
「少量多品種生産のため段積みパターンの変更が必要なのに、プログラムが複雑で作れない/変更できない」
「見積を取ってみたら1000万円を超えていた。本当に費用に見合う効果が得られるのか分からない」
といった課題に直面し最終的に挫折してしまい困っているというご相談も少なくありません。
その背景には、パレタイジング自動化特有の、安全面や技術面、さらには費用面といったいくつもの乗り越えなければならない壁の存在があります。
そこで、今回のウェビナーでは、私たちがロボットシステムインテグレータとしてこれまでにさまざまな現場で培ってきた導入支援の経験・実績をもとに、パレタイジングシステム構築が抱える課題から解決策にアプローチ。
具体的には、
・柵なし運用を前提とした安全対策の基本的な考え方
・最新の国際規格(ISO10218:2025)に基づくハンドの要求事項の概略
・導入前に押さえておくべき検証の要点と現場目線での評価基準(操作・立ち上げの容易さなど)
・導入時のコストに対する考え方や、選定の決め手となるポイント
などをわかりやすく解説してまいります。
メーカー、商社とは違い、お客様の現場で実際のシステム構築を支援する立場のロボットSIerだからこそわかる、導入を成功に導くヒント満載です。
ぜひご参加ください。
・協働ロボットを活用したパレタイジングシステム構築を検討中の方
・過去にパレタイジングの自動化を試みたものの挫折してしまった方
・パレタイジング自動化で安全性と生産性を両立させる方法を知りたい方
日時 | 2025年7月15日(火)9:00〜18:00 ※ウェビナー本編は50分程度を予定しています。 |
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プログラム |
第一部:パレタイジングシステムの検討の際に直面する課題 |
講師 |
長谷川 莉子 岡田 和也 坂井 奎亮 |
実施方法 | ウェビナー 事前録画したセミナーを期間限定で配信する形式のオンラインセミナーです。どこからでもインターネット経由でご視聴頂けます。 |
参加費用 | 無料 |
お申込み | 以下フォームからお申込みください。(お申込み締切:2025年7月11日17:00) お申込み確定後、メールでウェビナーアクセス用リンクをお送りします。 |
主催 | IDECファクトリーソリューションズ株式会社 |
お問い合わせ |
営業部 マーケティング・インサイドセールスグループ:佐野 mayumi.sano@idec.com |
その他 |
勝手ながら同業者の参加はお断りしております。ご了承ください。 |