12月18日水曜日より東京ビッグサイトで「2019国際ロボット展」が開幕しました。出展ブースは、先月のIIFESに続き、協働ロボット.comを運営するIDECファクトリーソリューションズが属するIDECグループ全体での展示です。それではさっそくブースをご紹介します。
開催初日にもかかわらず2年ぶりの開催ということで早い時間から多くの人たちで賑わっていました。中でも多く見受けられたのが海外からの来場者。英語はもちろん、中国語やドイツ語など、さまざまな言語が会場内を飛び交っていました。イベントタイトルに国際が掲げられるように、会場を訪れるとまさに世界的なロボットイベントであることを実感します。
さてIDECブースですが、展示のメインテーマは「Collaborative Safety 世界一安全・安心を追究・実現する」です。協働ロボットシステム導入に欠くことができない安全・安心を、IDECグループとして長年培ってきた技術と独自の視点から提案しています。当社IDECファクトリーソリューションズはIDECグループの一員として、システムインテグレータの立場から協働ロボットアプリケーションをメインにご案内しています。
展示ブースは大きく2つに分類され、ひとつが「協働ロボットアプリケーション」を紹介するゾーン、もうひとつが「AMRと安全」をご提案するゾーンです。それでは、それぞれの展示内容を見ていきましょう。
<協働ロボットアプリケーションゾーン>
・JAKA+ROBOTIQ
・JAKA+SRT
協働ロボットゾーンの目玉となるのが、今回IDECファクトリーソリューションズとしては初めてのお披露目となる中国発の協働ロボット「JAKA」です。JAKA日本市場総代理店の進和株式会社との連携により、取り扱いを開始しました。従来の協働ロボットと比較して、技術力はもちろんですが、価格的には大きなアドバンテージを有し、早くも注目を集めています。当社はシステムインテグレータとして、お客様の課題や環境に合わせた提案を推進していきます。
・KUKA+ROBOTIQ Gripper 3-Finger その他
世界的なロボットメーカーのKUKAやFANUC、三菱電機、また協働ロボット市場ではNo. 1シェアを誇るユニバーサルロボットなど、多彩なロボットとROBOTIQ、OnRobotなどのハンド、Pickitのビジョンなどを組み合わせたアプリケーションの数々をご覧頂けます。当社が取り扱う協働ロボットを一堂にご覧頂ける貴重な機会でもあります。
<「AMRと安全」ゾーン>
IDECグループが開発中の新AMRとIDECファクトリーソリューションズが販売代理店を務めるデンマーク製のAMR「MiR」の紹介ゾーンです。最新の物流ソリューションとして注目を集めるAMRとAMRに求められる安全方策をIDECグループの新製品とデモンストレーションを交えトータルにご提案しています。
IDECブースの紹介は以上です。いかがでしょうか。
2年ぶりの開催となる国際ロボット展ですが、新たな技術が続々と登場し、協働ロボットを取り巻くこの2年間の進化がめざましいことをあらためて実感します。協働ロボット導入をご検討中の皆様にとっては最新の情報をキャッチアップできるまたとない機会ですので、ぜひお出かけください。
2019国際ロボット展は12月21日土曜日まで開催、
IDECブースは「西1ホール W1-47」です。