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コロナ禍におけるモバイルロボット市場 前年比24%増の見込み

作成者: 協働ロボット.com 運営担当|2020年12月02日

 イギリスの調査会社『Interact Analysis』が2020年9月に発表したレポート “The Mobile Robot Market 2020”* によると、2019年はモバイルロボット業界の成長が著しく加速し、市場全体では約20億ドル近く、出荷台数では5万台近くに達したとのことです。

Covid-19のパンデミックにもかかわらず、2020年度はAMRの収益は45%、AGVの収益は11%(モバイルロボット全体で24%)増加すると予測されています。

*世界のモバイルロボット(AMR、AGV)メーカー約50社及びその顧客(潜在顧客含む)が調査対象。


物流業界においては、e-コマースの伸びが急成長の要因であることはもちろん言うまでもありません。さらに製造現場やその他の業界においても、コロナ禍におけるソーシャルディスタンスの必要性から省人化への移行を積極的に取り組み始めている企業が世界各国で増え続け、今後5年間はさらなる需要増が見込まれています。


AGV(Automatic Guided Vehicle:無人搬送車、自動搬送台車)と違い、
人や障害物を自動的に回避し自律走行するのがAMR(Autonomous Mobile Robot:自律走行搬送ロボット)の特性です。

協働ロボット.com内のブログ【ここまで変わった!構内搬送の新常識~AMR超入門】では、全5回に分け、業界初心者でもわかりやすくAMRとは?から、AMRとAGVの違いなど、わかりやすく解説しています。当社の取扱製品、自律走行搬送ロボットMiRについても触れていますので、ぜひご一読ください。
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